DXツール選び方ブログ
DXとIT化の違いをわかりやすく説明!【2025年最新版】
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を聞くたびに、「それってIT化と同じじゃないの?」と思ったことはありませんか?
実はこの2つ、似ているようでまったく違う“目的”と“インパクト”を持った概念なのです。
この記事では、DXとIT化の違いを初心者にもわかりやすく解説します。企業のデジタル活用を正しく進めるためにも、まずはこの違いをしっかり理解しておきましょう。
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目次
1. IT化とは?——業務の「効率化」を目的とするデジタル活用
「IT化」とは、従来アナログで行っていた業務を、デジタル技術によって効率化・自動化することです。
IT化の例
- 紙の請求書を電子請求書に変更
- 手作業の勤怠管理をクラウド勤怠システムに切り替え
- Excelでの集計を業務ツールに置き換える
つまりIT化のゴールは、「今の業務をよりラクに」「より速く」すること。業務改善が主な目的です。
2. DXとは?——「ビジネスモデルの変革」が目的
一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)は単なる業務の効率化ではありません。
デジタル技術を使って、ビジネスの在り方そのものを変革しようという取り組みです。
DXの例
- 人材紹介会社が、AIマッチング機能を持つプラットフォーム事業に転換
- 製造業がIoTを活用して、製品から継続的にデータを収集・分析して新たな収益源を構築
- 小売業が来店型からEC+顧客アプリ中心の購買体験へ移行
つまりDXは、単なる効率化ではなく、ビジネスモデルそのものを再定義し、新たな価値を生み出す取り組みなのです。
3. IT化とDXの違いを図で比較
項目 | IT化 | DX |
---|---|---|
目的 | 業務の効率化・省力化 | ビジネスの変革・競争力強化 |
範囲 | 業務の一部 | 組織全体・事業戦略まで |
主な導入者 | 情報システム部、現場部門 | 経営層、全社横断プロジェクト |
成果 | コスト削減、生産性向上 | 新たな収益源の創出、価値提供の変化 |
4. 企業にとってなぜこの違いが重要なのか?
IT化は即効性があり、小さなコストで成果が見えやすいのがメリットです。しかし、それだけでは競争優位にはつながりません。
現在、日本企業にとって「DXの遅れ」が国際競争力の低下や人材流出につながる大きな課題となっています。
「まずはIT化から」が悪いわけではありませんが、中長期的にはDX視点での全社変革が不可欠です。
5. DXの第一歩は「最適なツール選び」から
DXを実現するには、AI・クラウド・IoT・SaaSなど多様なテクノロジーの活用が不可欠です。
しかし、世の中には何千種類ものDXツールが存在し、企業規模や業種・課題に合った選定が難しいのも事実。
そこで、「DXセンテイ」では、企業ごとに最適なDXツールを中立的な立場からご提案し、導入まで伴走しています。
まとめ:DX=単なるIT化ではなく、企業の未来をつくるもの
- IT化:業務の効率化が目的
- DX:ビジネスモデルの変革が目的
- 似ているようでまったく違う方向性
どちらも重要ですが、ゴールが違います。
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